Partners
SWG と SD-WAN が連携する仕組み
Gartner® Predicts 2022 によると、2025 年までに、企業の 40% が同じベンダーから SD-WAN とクラウド対応 Secure Web Gateway (SWG) を採用するとのことです。これは、2021 年 8 月 の 5% 未満からの増加になります。この予測が貴社にとって何を意味するかを解説します。 新型コロナウイルス感染症が蔓延した期間、多くの従業員が在宅勤務となりました。この人口動態とコンピューターおよびネットワークへの依存から、企業はネットワークのセキュリティと信頼性をさらに強化する必要がありました。 2025 年までに、約 22% のアメリカ人 (約 3,620 万人) がリモート ワーカーになる見込みです。これは、「パンデミック前の水準から 87% 増」という驚くべき数字です。 現在、リモート ワーカーが多い分野は、医療 (15%)、技術 (10%)、金融サービス (9%) ですが、そのすべてに破壊的なデータ漏洩に対する脆弱性がみられます。 この急激な変化によって、IT 部門の多くがネットワークのセキュリティ確保に頭を悩ませています。人為的なミスによって、ハッカーの思うつぼになることが多いからです。その要因は、パスワードの脆弱性、パッチの不備から、ネットワークへのアクセス権限があるユーザーの管理の甘さまで多岐にわたります。IBM Security の『Cost of a Data Breach (データ漏洩のコスト)』レポート (2021 年) によれば、リモート ワーカーが関与した可能性があるデータ漏洩件数は約 5% に過ぎませんが、リモート ワークがその原因の一部となってからの平均コストは 107 万ドルを超えたそうです。 医療保険請求事務所などのクローズド システムでは、ユーザーが内部ケーブルやその他のハードウェアを介して接続されたリモート アクセス仮想プライベートネットワーク (VPN) を通じてコンピューター ファイルにアクセスします。しかし、従業員が在宅勤務中に社内のソフトウェア定義ワイド エリア ネットワーク (SD-WAN) を介して会社のリソースにアクセスしていると、データは攻撃にさらされやすくなります。クラウドベースの Secure Web Gateway (SWG) を Secure Access Service Edge (SASE) の一部としてインストールすることで、このリスクを低減できます。
続きを読む